あいれんのジタバタ日記

　映画「不都合な真実」が色々なところで話題になっています。
　私はまだ見に行っていないので、映画についてのコメントはできないのですが、環境問題の中で地球温暖化は「もっとも取り組みやすい、巨大な問題」だと思っています。

　「環境ホルモン」や「外来種による生態系の破壊」などに比べて、この問題はとてもとっつきやすいでしょう。普通の市民ひとりひとりが、ちょっと環境を考えて無駄をださないように配慮するだけで、問題解決に少し近づくのです。日常の中で、これほど取り組みやすい環境問題はないでしょう。

　５歳の長女でも、私が「みんなが車を使ったり、紙や電気を使うたびに空気が汚れて、白クマさんの氷が溶けちゃうんだよ。白クマさん、氷がなかったら座る場所がなくなるの。白クマさんは何時間も何時間も泳いで、自分が座れるような大きな氷を探しに行くんだけど、全然氷がなくなったらきっとおぼれて死んじゃうよ」と温暖化を解説すると驚き、「なみちゃん、しろくまさんのこおり、まもる！」と意気込んでおります。

　今まで幼稚園のお迎えの時に歩きで迎えに行くと「なんで車で来てくれなかったの～？なみちゃん、疲れたから歩きたくなかったのに～」と文句をたれる日もあったのですが、「なみちゃん、しろくまさんのこおり、まもるんだもん！」と頑張って歩きます。えらいなぁ～。

　私の中では「徒歩５分の幼稚園まで、送り迎えのためだけに車を出すのは原則やめる」事にして、冬道でも赤ちゃんをおんぶし、ママコートで武装して出かけています。

　もう一つ、頑張っているのが「布オムツを取り入れること」。
　紙おむつは絶対使わない！とかじゃなく、昼間の在宅時間はできるだけ布でやってみようか、という事です。夜間と外出時、私がしんどくて布オムツの下洗いを出来ない日、それと「ウンチが出そうなタイミング（←母の勘。）」には紙おむつです。
　
　気合を入れて使うと、翌日はこんな感じになりますが・・・
　布オムツもLCA（ライフサイクルアセスメント）を考えると、オムツの布を作る時の環境負荷や、洗うときの水質汚濁発生や電気の使用、はたまた洗うために使う石鹸や漂白剤の製造過程にも環境負荷があるわけで・・・な～んて、つきつめればつきつめるほど、考えるのがめんどくさくなってきますが・・・。

　でも北広島市ではゴミを焼却せず、リサイクルごみ以外は全部埋め立てているので、ゴミの物理的減量はマチのためには良いことのはず！です。それに、このオムツたち、実は私が赤ちゃんだった時に使われていた年代モノなのです(物持ちの良い実家だ・・・）ぼろくなったら、ウエスに加工してもらうためにリサイクルBOXに持っていくつもりです。

　続けられることを、毎日続けることが大切・・・。気休めかもしれませんが、問題の巨大さに気後れせず、少しずつ継続することが肝心なのかなと思っています。

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