あいれんのジタバタ日記

しゃべりはじめが遅かった次女。
しゃべりだしても「てんてい（先生）」「りゃーめん（ラーメン）」など、発音がとても幼い感じでした。。
ことばの教室の面談を受けて様子を見ていましたが5歳になっても治らなかったので週に一回、一時間のプログラムを受けることになりました。

10年間保育士をしていた友人からは
「『通ってるのになかなか良くならない・・・』と焦ってつらくなるケースがあるから、あまり焦らずに楽しむ感じで通うといいよ」というアドバイスをもらったので

「ことばの教室に通って、これ以上悪くなることはない！スピードはどうあれ、発音は良くなる一方さ！」
と開き直り、この4月から気楽な感じで通い始めました。

こども発達支援センターに到着。担当は若い男の先生でした。言語聴覚士の資格を持っておられるそうです。

「どんなことするのかなぁ～？？」とわくわくな私とは裏腹に、
次女は男の先生を前に固まっております。

しかし、訓練室には魅力的なおもちゃがたくさん常備されているのでした！
面談に来た時に遊んだリカちゃん人形のおうちに目がくぎづけになっている次女に先生は気づき
先生と次女と私の3人で一時間みっちりリカちゃん人形で遊んだのでした（笑）
一週目はうちとけただけで終了。

次の週からは訓練的なことが少しづつはじまりました。
母は訓練室の隣にある観察室で、子どもの様子を陰ながら見守ります。
さみしがるかな？と思ったら、「お母さん、じゃあね～」と手を振ってくれる次女。

そういえば、去年からEnglish only、母子分離スタイルの英語教室に通わせていたのでした。
（送っていって教室の入り口で"See you"と別れ、一時間したらお迎えに来る）
日本語が通じるだけ「ことばの教室」の方が気楽なのかな？

観察室からはマジックミラーで訓練室が見え、スピーカーをONにすると中の会話が聞こえます。
静かな中で正しい発音を聞くことも訓練の一つなのだそうです。

25分訓練、ラムネかガムを食べながら絵本の読み聞かせを一冊、
そのあと30分弱は親もまざって自由遊びの時間、という時間配分になりました。
訓練でできた発音が、自由遊びのなかでどうでるか？
自然なおしゃべりの中でうまくでるようになれば完成、とのことです。

☆机に座って、絵の描いてあるカードを見せて質問。
「（先生）これなあに？」「（次女）いぬ！」「（先生）じゃあ、これは？」「（次女）はしゃみ！（はさみ）」
変な発音をしたら、先生は何やら資料に書き込んでいます。どの発音を練習するのか決めるためのテスト的なもののようです。

☆個包装のストローを使い、机にストロー袋を置いてストローをくわえます。
ふーふー吹いて、早く机から落とせた方が勝ち！というゲーム。
（口の筋肉を鍛える）

☆「先生が『さ』って言ったら、手をあげて」次女、うなづく。
「（先生）りぼん、くるま、さとう（次女、さっと手をあげる）」「（先生）よくできたね～」「（次女）じゃあさあ、はなまるかいていい？」「いいよぉ」あてるたびに、手元の紙に花丸が増えていきます。
「（次女）はなまるいっぱいになった。お母さんにこれ見せる。」

・・・じつは一部始終見てたんだけどね(^_^;)　でもほめてやらねば。

このゲームでは、「聞き取り能力には何の問題もない」ということが分かったそうです。
口の筋肉を発達させていったり、発音のコツをつかむ訓練をすることでよくなりそう、とのことでした。

☆お菓子を使った訓練
ラムネ菓子を一粒口に入れます。舌の上にまずおいて、ラムネを先生のまねをして口の中で移動させます。
口の右側、左側、舌の下などへ移動させ、最後は美味しく食べちゃいます。
10円ガムでも似たようなことをやっていました。
10円ガムを先生と次女で半分わけして、同じように口の中で移動。
（教室のあと、スーパーでラムネ菓子をねだられたので
「ことばの教室でやってるラムネのゲームをお母さんに見せてくれるんなら買ってあげる」と言ってみたところ
「やる！やる！」と妙なやる気をみせ、ラムネがなくなるまで毎日のように自主練していました

通って半年。「さしすせそ」の発音は完璧です。今は鏡を前に置いて「らりるれろ」の練習をしています。
上あごに舌を一度あてて、すこし大げさなくらいの「ら」を練習。

自由遊びはだんだんダイナミックになり、鉄棒でさかあがりの練習を始めたり、大人と本気で追いかけっこしたり。本気で遊ぶと大人も汗びっしょりです

小学校入学まであと半年。
この調子で楽しみながら上達していけばいいな！と思っています。

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